研究会 概要
- 研究会の目的
EV・PHV関連分野におけるビジネスモデルに関する調査研究を産学官金が一体となって行うことにより、本県におけるEV・PHV関連分野の事業化を促進することを目的とします。 - 研究の進め方について
本研究会では、先進事例や本県で実現可能性のあるビジネスモデルに関する調査内容を、セミナー形式で会員の皆様に情報提供することなどにより、EV・PHV関連分野の研究を進めるものです。 - 研究会で扱う主なテーマ
1) 地域特性を踏まえたEV・PHV関連分野におけるビジネスモデル
2) 青森県におけるEV・PHV関連分野における事業化手法
3) その他EV・PHV関連分野における事業化の促進に必要な事項 - 会員について
本研究会の目的に賛同する方です(無料)。ただし、研究会会場までの交通費等の実費については、各自のご負担になります。 - 活動予定内容について
・研究会の開催(年度内3回予定)…セミナー形式の情報提供
先進事例報告、ビジネスモデル案の調査検討結果報告等を予定。
・EV・PHV関連研修会の開催(年度内2回予定)
EV製作研修会等を開催予定(研修会内容を調整中)。 - 研究会設置期間について
平成25年3月31日までの予定です。
「青森県EV・PHVタウン推進マスタープラン」等、青森県の電気自動車等の導入普及に向けた取組については、次のホームページをご覧ください。
http://www.pref.aomori.lg.jp/sangyo/energy/EVpHV.html
あおもりEV・PHV関連ビジネス研究会 平成23年度実施概要
第1章 研究会 実施概要
- 概要
○会員数 114団体(平成24年3月末現在)
・主な業種
業界団体(自動車関連、電気工事関連、建築関連等)
自動車販売
自動車整備業界
電気供給関連
銀行・信用金庫等
住宅設計・販売
電気工事関連
保険業界
研究機関
大学
NPO
行政 - 第1回研究会
- 平成23年11月10日(木)@青森市 ワ・ラッセ
- 基調講演
「EVとスマートが創る新しい地域社会」
株式会社日刊工業新聞社論説委員 山崎和雄氏 - 事例報告
「七戸町における次世代自動車を活用した
産業振興の取り組み」
七戸町企画財政課主幹 中野渡伯氏
「三八地域県民局コンバートEV研修事業を
実施して」
東北自動車株式会社代表取締役社長 中里明光氏 - 事業案等紹介
「ビジネスモデル案の概要」「アンケートについて」
NPO法人CROSS 専務理事 福田昭良
- 第2回研究会
- 平成24年1月26日(木)@青森市 アスパム
- 講演-EVを核とした地域スマートビジネスの創出に向けて-
- 「次世代環境車への取り組み」
トヨタ自動車株式会社 流通企画部
東北・中国 地域統括部長 杉浦 右一 氏 - 「車と融合、変わる住まい」
積水ハウス株式会社 環境推進部長 石田 建一 氏 - 「EV用充電器・HEMS等の
設置マネジメントについて」
株式会社JM 代表取締役社長 大竹 弘孝 氏
- 「次世代環境車への取り組み」
- 事例報告
EV・スマート関連ビジネスを目指す県内関連企業の取組
「蓄電池ビジネスについて」
株式会社エコシステムズ 代表取締役 齊藤 敏文氏 - 調査報告
NPO法人CROSS 専務理事 福田昭良
- 第3回研究会兼「あおもりEV・PHV関連ビジネス促進フォーラム」
- 平成24年2月28日(火)@青森市 青森グランドホテル
- 講演? 電気自動車が創る地域の新しい可能性 ?
- 「なぜ電気自動車が必要なのか 本当の理由」
日本EVクラブ 代表 舘内 端 氏
(2)「EVで目指す、地域産業の新たな可能性」
株式会社淀川製作所 代表取締役 小倉 庸敬氏
○調査報告 「青森県のEV・PHV関連ビジネスの可能性」
NPO法人CROSS 専務理事 福田昭良
○パネルディスカッション
「私ならこう考える!
青森県での電気自動車関連ビジネスの可能性」
パネリスト 日本EVクラブ 代表 舘内 端 氏
株式会社淀川製作所 代表取締役 小倉庸敬氏
青森県エネルギー総合対策局
エネルギー開発振興課長 濱舘 豊光
コーディネーター NPO法人CROSS 専務理事 福田 昭良
- 「なぜ電気自動車が必要なのか 本当の理由」
第2章 事業者向け研修会
- 「コンバートEV基礎技術研修」
- 平成24年3月26日(月)@青森市 アウガ
- 対 象 本研究会員、及び関連事業者20社程度
- 参加費 無料
- 研修内容
- 電気自動車の構造と原理
- コンバートEV製作の工程
- 電気自動車の関連ビジネス
- 新ガイドラインとEV製造の課題
- ディスカッション など
- 講 師
日本EVクラブ代表 舘内端氏(自動車評論家)
電気自動車普及協議会幹事 草加 浩平氏(東京大学大学院工学系研究科特任教授)
- 基礎研修
「スマートな建物へ向けた蓄電池施工を考える」- 平成24年3月27日(火)@青森市 ワ・ラッセ
- 対 象 本研究会員、及び関連事業者20社程度
- 参加費 無料
- 研修内容
- 太陽光発電設備について
- 定置型蓄電システム概要
- リチウムイオン蓄電システムについて
- 講 師
- 株式会社ユアテック ECOソリューション部 舟山 俊郎氏
- エナックス株式会社 LSB営業部 中岩 優氏
- 株式会社ワイ・デー・ケー 海老沢 昇氏
EV・PHV関連ビジネスの事業化促進(調査・提言)
- EVを核にした地域スマートビジネス
県内に多数の事業者と雇用を抱える産業であり、地域経済に広い裾野を有する、自動車整備業/電気・設備業/住宅・建築業において、EVの利用を核とし連携をすることにより、地域サービス産業発展の一端を担う新たなビジネス創出の可能性がある。 - コンバートEV共通仕様活用モデル
現在高コストとなっているコンバートEVの製作に要する経費を、一定の地域内(例えば東北)で部品等を共通仕様にする。
これにより、低コストのコンバートEV製作キット(想定60万円台)を開発するとともに、その整備ができるようにするための研修コースの提供や改造キットの販売を行う。 - 次世代自動車搭載 バッテリー2次・3次利活用モデル
蓄電池については電気自動車での利用が困難になっても、収納スペース等や容量の制限をそれほど受けない住宅用蓄電池等として再利用(2次利用)。
また、例えばリチウムイオン電池は貴重な資源を多数含んでいることなどから、2次利用後に回収・分別・分離・再資源化等のノウハウが必要になる(3次利用)